お知らせ

害獣が活動し始めます

春の訪れと共に増える害獣被害。これから暖かくなるにつれて害獣の活動が活発になります。冬の寒さが和らぎ、春の陽気が広がる3月から5月にかけては、多くの野生動物が繁殖期を迎えます。この時期は、害獣が安全な出産場所を求めて住宅などの建物に侵入しやすくなります。天井や壁の間などから物音が聞こえたり、糞尿の痕跡が見られたりする場合はすでに害獣が侵入している可能性があります。

代表的な害獣とその特徴

日本で一般的に見られる代表的な害獣には、ネズミ、アライグマ、ハクビシン、イタチ、コウモリなどがあります。ネズミは主に夜間に活動し、電線をかじって火災の原因となることもあります。アライグマやハクビシンは夜行性で、果樹園や家庭菜園を荒らすだけでなく、住宅の屋根裏に住み着くことがあります。イタチは小型で隙間から侵入しやすく、コウモリは群れで生活するため一度侵入すると大きな被害につながることがあります。

害獣侵入のサイン

害獣が住宅に侵入しているサインには、以下のようなものがあります
・夜間の天井や壁からの引っかく音や走り回る音
・屋根裏や壁の中からの鳴き声(特に春は出産期のため子供の鳴き声が聞こえることも)
・建物の外壁や軒下に見られる侵入口や爪痕
・糞尿の痕跡や独特の臭い
・食料品の袋の破れや食べかす
・断熱材や配線の損傷

これらのサインに気づいたら、すでに害獣が住み着いている可能性が高いです。

早期対策の重要性

早めの対策が被害拡大を防ぐ最大の手段になります。害獣は短期間で繁殖するため、一匹の侵入を放置すると数ヶ月後には大きな群れとなり、被害が急速に拡大することがあります。また、糞尿による衛生問題、家屋の断熱材の破壊、電気配線の損傷による火災リスクなど、健康や財産に関わる深刻な問題を引き起こす可能性もあります。

害獣の侵入を防ぐ予防策

・建物の外周を定期的に点検し、小さな穴や隙間もふさぐ
・屋根や軒下の破損箇所を修理する
・庭の果物や野菜の収穫物はすぐに片付ける
・ゴミは密閉容器に入れ、害獣が寄り付かないようにする
・樹木の枝が屋根に接触している場合は剪定する
・餌付けは絶対に行わない

専門家による適切な対応

自分で対処するのが難しい場合や、すでに害獣が侵入している場合は、専門家に相談することをお勧めします。当協会では相談窓口で専門スタッフが状況に応じた適切なアドバイスを行っております。害獣の種類や侵入状況によって最適な対処法は異なるため、経験豊富な専門家の判断が重要です。

害獣駆除には法律や条例による規制もあるため、無計画な対応は避け、専門家のガイダンスを受けることで、人道的かつ効果的な解決が可能になります。また、再発防止のためのアドバイスも提供しておりますので、一度きりではなく長期的な対策についてもご相談いただけます。

少しでも気になることがあれば、今のうちに対応することをおすすめします。春から夏にかけては害獣の活動が最も活発になる時期です。早期発見・早期対応が、被害を最小限に抑え、安全で快適な住環境を守る鍵となります。お気軽に当協会の無料相談窓口までご連絡ください。

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