【害虫】害虫駆除業者って何をしてくれるの?業者の選び方や相場は?【対策】

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前書き

平穏な日々の生活の中で、突如として襲いかかる害虫被害
様々な実害や精神的な負担をもたらし、駆除しても駆除してもキリのない、そんな厄災にうんざりしている方は少なくないはずです。
できる事なら専門業者に依頼したいけど、自力での駆除と何が異なるのか、費用はどれくらいなのか…など、機になることは沢山あるでしょう。
そこで今回は、害虫対策に業者への依頼をご検討中の方に向けて、そのメリットや注意点などを解説していきたいと思います!

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私の家は毎年軒下にハチの巣を作られるんだけど、今年のは特に巣が大きいから危なくて手が出せないのよね。
家はそんなに古くないんだけど最近床が沈み込んだりするから、シロアリ被害も疑ってるの。
さすがに業者に見てもらった方がいいのかしら?

害虫駆除とは

害虫駆除とは、生活環境に被害を及ぼす害虫を取り除くための一連の手法や作業のことを指します。
とりわけ身近な害虫としてはゴキブリ、シロアリ、ダニ、ハチ、蚊などが挙げられますが、これらの害虫は人間の健康や財産に悪影響を及ぼすため、迅速かつ効果的な駆除が求められます。

害虫の代表例とその生態

ゴキブリ

ゴキブリは夜行性で、高温多湿の環境を好みます。食べ物や水が豊富な場所に集まり、人間の食べ物や排泄物などを摂取します。
繁殖力が非常に高く、一度発生すると急速に増殖するほか、ゴキブリの糞や脱皮した皮は、アレルギーや喘息の原因となるため、衛生面で大きな問題となります。

シロアリ

木材を主食とするシロアリは、家屋の木造部分を食い荒らすため、建物の耐久性を著しく低下させます。
シロアリの活動は目に見えにくいため、被害が進行するまで気づかれないことが多く、地下に巣を作り、家屋に侵入する習性によって駆除には専門的な知識と技術が必要です。

ダニ

ダニは湿度の高い場所で繁殖しやすく、人間やペットの血を吸うことがありますが、これはアレルギーを引き起こす原因となり、深刻な健康被害をもたらします。
ダニは家庭内の布製品や絨毯に多く存在し、定期的な清掃や除湿が必要です。

ハチ

ハチは、巣を作り集団で行動する社会性昆虫です。
刺されると強い痛みとともにアレルギー反応を引き起こすことがありますが、特にスズメバチやアシナガバチは攻撃性が高く、人間にとって危険です。

蚊は人間や動物の血を吸う害虫で、デング熱、ジカウイルス、マラリアなどの様々な病気を媒介します。
蚊の駆除は公衆衛生上非常に重要ですが、蚊は水たまりに卵を産むため水の管理が重要になります。

害虫駆除の一般的な手順

  1. 現場調査: 最初に、駆除対象となる害虫の種類と発生状況を確認するために、徹底的な現場調査を行います。この調査に基づいて、最適な駆除方法を選定します。専門の機材を使用して、見えない部分までしっかりと確認します。
  2. 駆除計画の立案: 調査結果に基づき、具体的な駆除計画を策定します。この計画には、使用する薬剤の種類や適用方法、作業のスケジュールなどが含まれます。安全性や環境への影響も考慮した計画が必要です。
  3. 駆除作業の実施: 計画に従い、薬剤散布や物理的な駆除作業を行います。環境に配慮した安全な方法で実施することが重要です。適切な防護具を使用し、作業中の安全を確保します。
  4. 効果の確認とフォローアップ: 駆除作業後に再度現場を調査し、効果を確認します。必要に応じて追加の駆除作業を行い、再発防止策を講じます。フォローアップの訪問や定期的な点検をし、再発を防ぎます。

駆除業者の仕事

害虫駆除するにあたっては、大きく分けて自力での駆除と専門業者による駆除という二つの選択肢が存在します。
害虫駆除を専門業者に依頼する場合、その作業内容は家庭用の一般的な駆除方法とは大きく異なっており、高度な技術と専用の機材を使用して効果的かつ安全に害虫を駆除します。

業者による駆除方法

  1. 専門的な薬剤の使用: 業者は、一般には入手できない強力かつ環境に配慮した薬剤を使用します。これにより、害虫の根絶が可能となります。特に、耐性を持つ害虫に対しても有効な薬剤を使用し、安全性を確保しています。
  2. 高度な技術と機材: 業者は最新の技術と機材を駆使して、害虫の隠れ場所を特定し、効率的に駆除します。例えば、熱処理や超音波を用いた駆除法など、一般家庭では実施が難しい方法も取り入れます。サーモグラフィーを使用して、目に見えない害虫の活動を確認することも可能です。
  3. 予防策の提案: 駆除後の再発防止のために、業者は建物の構造や環境に応じた予防策を提案します。これには、建物の隙間を塞ぐ、湿度管理を行うなどの具体的な対策が含まれます。再発防止のための防虫ネットや特殊なコーティング剤の使用も提案されることがあります。
  4. モニタリングと管理: 業者は駆除後も定期的に現場をモニタリングし、害虫の再発を防ぐための管理を行います。これにより、長期的に安全な環境を維持することができます。

家庭用駆除との相違点

家庭用の駆除方法は、市販の殺虫剤を使用するなどして一時的に害虫を追い払うことが一般的ですが、専門業者による駆除は徹底的な調査と計画に基づいて行われるため、根本的な解決が期待できます。
主な相違点は以下のようになります。

  • 使用する薬剤の違い: 市販の殺虫剤は、一時的な効果しかありませんが、業者が使用する薬剤は長期的な効果を持ち、耐性を持つ害虫にも有効です。
  • 駆除の徹底度: 業者は隠れた場所や見えない部分まで徹底的に駆除を行うため、再発のリスクが大幅に低減されます。
  • 予防策の実施: 業者は駆除後の予防策も提供するため、長期的な安心を得ることができます。家庭用の駆除では、このような予防策は難しいです。

専門業者の駆除技術

専門業者が使用する駆除技術は実に多岐にわたり、高度な専門知識をもったスタッフによる施工は、家庭用の駆除方法よりも効果的であることが多いです。
その中でも代表的な駆除方法は次のとおりです。

  • 熱処理法: 一部の害虫は、高温環境に耐えられません。専門業者は特殊な機材を用いて、害虫が生息するエリアを高温にし、効果的に駆除します。この方法は特にダニやノミに対して有効です。
  • 冷却処理法: 逆に、一部の害虫は極低温にも耐えられません。液体窒素を用いた冷却処理法は、害虫の細胞を破壊し、即座に駆除します。食品工場などの特定の環境では、この方法が特に有効です。
  • ガス燻蒸法: ガス燻蒸法は、密閉された空間に殺虫ガスを充満させることで、隠れた害虫をも駆除する方法です。特にシロアリや他の木材害虫に対して効果的です。この方法は専門的な機材と高い安全管理が必要です。
  • バイオロジカルコントロール: バイオロジカルコントロールは、害虫の天敵を利用して自然な形で駆除する方法です。例えば、特定の寄生蜂を利用してアブラムシを駆除するなど、環境に優しい方法として注目されています。

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素人にはとてもできない特殊な方法で駆除してくれるのね…。
予防策の提案もしてくれるなんて、毎年害虫被害に悩んでる私には有り難いわ!
でも料金はどれくらいになるのかしら?

費用の相場

専門業者による駆除が有効であることを理解したところで、次に気になってしまうのが「依頼に要する費用」です。ここでは一般的なおおよその相場と、費用を決定する要素について詳しく解説します。

一般的な費用相場

ゴキブリ駆除の相場

ゴキブリ駆除の料金は、駆除の範囲や使用する薬剤の種類、駆除方法によって異なります。一般的な家庭のキッチンやバスルームを対象とした基本的な駆除サービスの場合、相場は1万円から3万円程度です。
料金決定の要素としては、以下の点が挙げられます。

  • 駆除範囲の広さ:部屋数が多い場合や、広範囲にわたる駆除が必要な場合は料金が上がります。
  • ゴキブリの種類と数:ゴキブリの種類や発生数によって、使用する薬剤の量や種類が異なります。
  • 定期駆除の有無:定期的な駆除契約を結ぶ場合、割引が適用されることがあります。

シロアリ駆除の相場

シロアリ駆除の相場は他の害虫と一線を画すほど高価で、おおよそ5万円から数十万円程度となります。
これは個体数が多く、発生場所が難易度の高い床下などであるケースが多いためです。
料金決定の要素は以下の通りになります。

  • 被害範囲:被害が広がっている場合や、複数箇所での駆除が必要な場合は料金が高くなります。
  • 建物の種類と構造:木造住宅や鉄骨住宅など、建物の構造によって駆除の難易度が変わります。
  • 駆除方法:バリア工法やベイト工法など、使用する駆除方法によって料金が異なります。

ダニ駆除の相場

ダニは健康被害を引き起こすことが多いため、早めの駆除が重要です。ダニ駆除の相場は2万円から5万円程度です。
料金決定の要素は以下の通りです。

  • 駆除範囲:部屋数や床面積によって料金が異なります。
  • ダニの種類と数:ダニの種類や発生数によって、使用する薬剤や駆除方法が変わります。
  • 作業の難易度:布団やカーペットなどのクリーニングを含む場合は追加料金が発生します。

ハチ駆除の相場

ハチの駆除は、刺される危険があるため、専門業者に依頼することが推奨されます。
ハチ駆除の相場は1万円から3万円程度ですが、危険度を考慮すると決して高くない相場でしょう。
料金決定の要素は以下の通りです。

  • 巣の場所と大きさ:巣が大きい場合や、高所にある場合などは料金が高くなります。
  • ハチの種類:スズメバチやアシナガバチなど、ハチの種類によって駆除の難易度が異なります。
  • 駆除の緊急度:緊急対応が必要な場合や、夜間の駆除は追加料金が発生することがあります。

蚊駆除の相場

蚊は夏場に多く発生し、刺されると痒みや感染症のリスクがあります。蚊駆除の相場は1万円から3万円程度です。
料金決定の要素は以下の通りです。

  • 駆除範囲:庭や室内の広さによって料金が変わります。
  • 蚊の発生源:水たまりや植木鉢など、発生源の特定と駆除が必要な場合は追加料金が発生します。
  • 駆除方法:煙霧機を使った駆除や、定期的な散布が必要な場合は料金が異なります。

料金の内訳には基本料金、薬剤費用、出張費用、追加作業費用などが含まれますが、具体的な額は害虫の種類や被害の程度、施工面積によって大きく変動します。本情報は目安とし、見積もりをとって実際の費用を確認しましょう。

料金を決定する要素

  1. 施工面積:広い範囲を駆除する場合、使用する薬剤の量や作業時間が増えるため、料金も高くなります。大規模な施設や複数階にわたる駆除作業は、特に費用が高くなる傾向があります。
  2. 害虫の種類:駆除が難しい害虫ほど、専門的な技術や機材が必要となり、費用が高くなる傾向があります。例えば、シロアリの駆除は、特に高額になることが多いです。
  3. 被害の程度:被害が進行している場合、駆除作業が複雑化し、費用が増加します。被害が軽微なうちに対処することで、費用を抑えることができます。
  4. 地域:都市部では、業者の競争が激しいため料金が抑えられる一方、地方では交通費や宿泊費が加算されることがあります。特に、離島や山間部などのアクセスが難しい地域では、費用が高くなることがあります。
  5. プラン、オプション:害虫駆除業者の中には駆除後の再発に対する追加サービスを保証している業者も存在します。また、施工後の定期的な点検やフォローアップサービスが含まれていることもあるため、こうしたプラン、オプションの有無によって料金は変動します。

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安くはないけど、手間や効果を考えると検討してみる価値はありそうね。
施工面積によって料金が変わるらしいけど、ウチのシロアリ被害はどれくらい進んでるのかしら?
とりあえず調査してもらうべきね。

業者選びのすすめ

依頼の目安

害虫の駆除は発生の規模によって自分で対処可能な場合もあります。
家庭で少量の害虫が発生している程度なら市販の殺虫剤で対処できるのは明白ですが、具体的にどの程度の被害から業者への依頼を検討するべきなのでしょうか。
目安として、以下の基準を参考にしてください。

大量発生している場合

害虫が大量に発生している場合、市販の殺虫剤では駆除が追いつかないことがあります。
また、駆除した後の害虫の死骸処理も自分で行う必要があることを考慮すると、大量発生している場合は業者への依頼が適していると言えるでしょう。

屋根裏や床下に発生している場合

屋根裏や床下での害虫駆除が必要な場合も業者に任せるのが賢明です。
居住スペースでない場所での作業は難しく、作業中に怪我をする危険性もあるほか、隅々まで殺虫剤を行き渡らせるのにも、狭い場所では薬剤の吸入による健康被害のリスクも高まります。
自分での駆除は避け、専門業者に依頼しましょう。

危険な害虫がいる場合

害虫の中にはハチやムカデなど、人に直接危害を加える害虫も存在します。
特にハチによる刺傷には痛みだけでなくアナフィラキシーショックのリスクもあり、付け焼き刃の知識で行う駆除は大変危険です。
専門知識や多様な装備を持った業者に任せるのが何よりも安全です。

賃貸物件の入居前

あなたが賃貸や民宿として部屋を貸し出す立場にある場合、害虫駆除の必要性はより高まります。
民法上、入居前に発生した害虫による被害は家主・管理者の責任になりますが、入居後は室内のチェックが難しくなってしまいます。
燻煙式の殺虫剤を使用するだけなら個人でも可能ですが、害虫の種類や発生場所によっては十分な効果が得られないので、専門業者に診てもらい、徹底的に対策をしておくことが大切です。
また、長期の出張や転勤で一時的に不在になる部屋や、空き家をリノベーションして賃貸に出す場合なども同様のことが言えるでしょう。

飲食店・小売店・オフィスなどの場合

飲食店や小売店、オフィスなどの商業施設でも、専門業者による害虫対策が推奨されます。
特に食品を扱う業態ではゴキブリなどの発生リスクが高く、害虫が大量発生すると衛生状態が悪いとみなされ、最悪の場合営業停止の処分を受ける可能性があります。
飲食店が集まる場所では、店内の駆除だけでなく外部からの侵入を防ぐ対策も必要です。
一度駆除しても再発しないよう、確実に害虫を防除できるプロに依頼しましょう。

業者選びの媒体

上記の目安を参考に業者への依頼を決断した場合、次は業者探しのステップに移ります。
害虫駆除業者を見つける方法は大きく3つに大別でき、それぞれにメリット・デメリットが存在します。

1. 知り合いのつて

あなたの周囲に駆除業者に依頼した経験がある人がいれば、その業者の施工品質や料金について聞いてみるのが一番です。
広告や自社サイトで低価格や高品質を謳っていても、実際に信用できるかどうかは分かりません。
実際に依頼した人の意見は信頼できる情報源であり、宣伝やサクラのレビューではなく、実際の体験談を聞くことができます。

2. チラシや広告

駆除業者がチラシや新聞広告でサービスを宣伝している場合もあります。
これらの広告は特定の配達地域に限定して配布されるため、あなたの自宅に届いたチラシの業者は、あなたの地域でサービスを提供していることがわかります。
多くの業者は対応範囲を限定しているため、チラシや新聞広告を見て業者を選べば、依頼場所が対象地域から漏れる心配は無用でしょう。

3. インターネット

初めて害虫駆除を依頼する方が事前知識がないまま業者に依頼すると、足元を見られて高額な費用を請求されてしまう可能性があります。
そのため、複数の業者のサービスや料金を比較することが重要になりますが、複数の業者について並行して比較するのならインターネットが最も効果的でしょう。
最近では業者のサービスや料金を簡単に検索できる「価格比較サイト」があり、従来の検索方法よりも手軽に比較できます。
また、価格比較サイトには利用者の口コミが公開されており、高評価の数などが優良な業者を見つける一助になります。

見極める

一口に専門業者といっても、その施工技術や料金、サービスの質などは千差万別です。
そのため、うまく優良な駆除業者を引き当てるのには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
逆に、悪徳業者の特徴も理解しておくことでトラブルを避けることもできます。

優良業者の特徴

  1. 実績と経験: 長年の実績がある業者は、それだけ多くの現場を経験しており、信頼性が高いです。ウェブサイトや口コミで確認しましょう。特に、実際の利用者の声や具体的な成功事例を確認することが重要です。
  2. 資格と認定: 害虫駆除には専門的な知識が必要です。業者が公的な資格や認定を持っているか確認しましょう。例えば「日本有害鳥獣駆除・防除管理協会」のような業界団体による研修・認証を受けている業者などは信頼性が高いでしょう。
  3. 詳細な見積もり: 具体的な駆除計画と料金を提示する業者は、信頼性が高いです。見積もりの内容が不明確な業者は避けるべきです。見積もりの際には、使用する薬剤の種類や作業の詳細についても確認しましょう。
  4. 保証制度: 十分な保証を提供する業者は、自社の駆除サービスに自信を持っていると考えられます。駆除が不十分な場合、無料の保証を提供する業者は大きな損失を被ることになるため、逆に言えば、しっかりとした駆除ができるという自信がある証拠でもあります。一方で、悪質な業者は、再発時に追加費用を請求するために意図的に駆除を不完全に行うこともあります。そのため、こうした不正な業者を避けるためにも、保証の有無を確認することが重要です。
  5. 顧客対応: 丁寧で迅速な顧客対応をする業者は、信頼性が高いです。質問や不安に対して親身に対応してくれる業者を選びましょう。

悪徳業者の特徴

  1. 過度な恐怖を煽る: 害虫の被害を過剰に強調し、高額な契約を迫る業者には注意が必要です。特に、即決を迫る業者や、不安を煽るような言動をする業者は避けましょう。
  2. 不明瞭な料金設定: 最初の見積もりが安価でも、後から追加料金を請求する業者があります。また、新規顧客を獲得するために虚偽(あるいは誤解を招くような表現)の料金を広告に掲載している業者があり、施工後に予想外の高額請求を受ける可能性があります。そのため、インターネットで複数の業者の料金を比較し、相場を把握した上で業者を選ぶことが重要で、相場とかけ離れた「極端に安い料金」には注意が必要です。
  3. 資格の提示を拒否: 資格や認定を持たない業者は、専門知識が不足している可能性があります。資格の提示を求めましょう。正規の業者であれば、資格や認定証の提示を拒否することはありません。
  4. 保証内容が曖昧: 保証対象の基準はえてして曖昧になりがちです。一部の悪徳業者はその曖昧さにつけ込んで、明らかな施工不良時にも保証を行わないケースがあるため、保証期間や条件はあらかじめ詳しく確認しましょう。
  5. 顧客対応が悪い: 質問に対して曖昧な回答をする、もしくは無視する業者は避けるべきです。信頼できる業者は、顧客の不安や疑問に対して誠実に対応します。

費用を抑える方法

高くなりがちな駆除費用ですが、工夫次第で低く抑えることも不可能ではありません。
以下のポイントに注意してください。

1. 複数業者からの見積もりと価格交渉

複数の駆除業者に見積もりを依頼し、各業者の作業内容と料金を比較します。
不必要なサービスを行って過大な料金を請求する悪徳な業者も存在するので、相見積もりによって必要な作業と過剰な作業を判別するのが良いでしょう。
業者間の価格差が判明すれば交渉材料となり、高額な見積もりを提示された場合でも、他社の見積もりを根拠に価格の見直しを求めることができます。

2. 早期対応

害虫被害は時間の経過とともに深刻になります。
建物の構造を蝕むシロアリやコロニーの規模を増大していくハチなどの害虫は特に早期発見が重要です。
被害が進行すると施工範囲の拡大に伴って駆除費用が嵩むほか、リフォームの費用が発生する可能性もあります。
安い買い物ではないので悩む気持ちも分かりますが、発見し次第速やかに対応するのが望ましいでしょう。

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業者に依頼したことのある知り合いがいないから、インターネットで優良業者を探すしかなさそうね。
このサイトは駆除業者に関する記事が豊富にあるから、業者探しの参考にでもさせてもらうわ!

後書き

今回のコラムはこれで終了となります。
専門業者への依頼が初めての方にとっては、費用や効果について分からない事だらけかと存じます。
決して安くない出費を伴うからには、このコラムでご紹介した情報も含めてしっかりと下調べをしましょう。
当サイトでは、他にも駆除業者に関する情報を豊富に取り上げておりますので、併せてそちらもご覧ください!

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