ノミ駆除にかかる費用はどのくらい?業者利用時の費用相場や注意点を解説

害獣・害虫別

「ノミ」は害虫の一種であり、動物だけでなく人にも危害を加えてくる厄介な虫です。

しかし、体長わずか1~4mm程度の小さな虫であることから自力で発見・駆除するのは難しく、場合によっては害虫駆除業者に対処をお願いしたほうがよいこともあるでしょう。

本記事では、ノミの防除を害虫駆除業者に依頼する際の費用相場や、注意点についてご紹介します。

その生態についても解説しておりますので、ノミの被害に悩まされている方・被害をできるだけなくしたい方は、本記事を参考に対処を講じてみましょう。

「ノミ」とはどんな生き物なのか?

ノミの被害を抑えるためには、まずノミの生態についての理解を深めることが重要です。

本章では、ノミの生態・特徴についてご紹介します。

「ノミ」とは非常に小さな害虫である

現在日本国内でもっとも一般的に知られているノミは「ネコノミ」という種類であり、もともとは猫の体に寄生していたものが犬や人にまで寄生し始めたといわれています。

ノミの一生は1ヵ月ほどと短いものの、その間に卵→幼虫→さなぎ→成虫と4つの段階で成長します(環境によって1ヵ月以上生きるものもいる)。

なお、ノミによる主な被害は「吸血」ですが、人や動物に寄生して刺すのは成虫になってから(+吸血する間のみ)です。

ノミは動物に寄生することが多い

ノミが室内に浸入する方法としてもっとも多いのは、犬や猫などの動物に寄生することです。

跳躍力に優れており、その高いジャンプ力を生かして多方面に移動→犬や猫(ペット)に寄生し室内にて繁殖→生息場所を拡大していくという流れが基本となるでしょう。

ノミの成虫が動物の体表に寄生してからは、主に以下のように繁殖をしていきます。

  • 寄生後およそ10分以内に吸血をはじめ、2~3日以内に産卵する
  • 卵は、動物の体から離れて地面・床に落ちていく(卵は27℃以下の環境を好む+表面がつるっとしているため)
  • 落ちた卵は3日ほどで幼虫→10日ほどでサナギ→1~2週間で成虫へと成長する

なお、野良猫などの野生動物の大半はノミに寄生されているといっても過言ではありません。

寄生された野良猫などに人やペットが触れるor近づくこと、もしくは野生動物が庭や家屋に浸入しノミを落とすことでも敷地内で繁殖を許してしまう恐れがあるでしょう。

加えて、ノミは暗く・じめじめしている涼しい場所を好むため、そういった場所に踏み込んだ際に人やペットなどに付着し持ち帰ってしまうケースもあります。

このような場所はノミだけでなく野生動物や虫など多くの生き物が好む場所でもあるため、特に小さなお子さんやペットと外出する際は近寄らせないように注意すべきといえるでしょう。

ノミが発生しやすい場所

ノミは、犬や猫といったペットに寄生し吸血→産卵することが多く、なかには寿命を迎えるまで寄生し続けることもあります。

しかし、ノミは暖かく湿った場所であれば家のどこでも生息できるため、ペットと一緒に住んでいない方であっても注意が必要です。

家のなかであれば、畳・カーペット・布団・ソファなどが理想的な場所といえるでしょう。

繊維によって温度が保たれていること、かつ幼虫やサナギの養分になるゴミ・ホコリ・皮脂汚れ・フケといったエサとなり得るものが豊富に存在するためです。

  • 体長が非常に小さく視認しづらい
  • 害獣などが敷地内に運び入れる可能性がある
  • 繁殖力が高い

上記のことから、一度家屋内への浸入を許してしまうと、駆除が難しい害虫の一種といえます。

ノミが繁殖しやすい季節

ノミは高温多湿な環境でより活発になるため、湿度が高く蒸し暑い日本の夏が、もっともノミが繁殖しやすい時期といえるでしょう。

日本国内の場合、暖かくなった5月ごろから増え始め、梅雨に入り気温がさらに高まる7月中旬ごろにピークを迎えます。

その後、夏の終わりから徐々に活動が低下していくようです。

ただし、以前は冬季の間は被害件数が少なくなる傾向にありましたが、現在は暖房器具が発達している=(建物の中は)冬でも暖かいことが多いため、冬場であってもノミの被害に遭う可能性は高まっています。

サナギの状態では温度と湿度の好適な条件が揃わないと羽化しないといわれていますが、サナギのままだと1年ほど生きるため、近年では年中油断ができない存在といえるでしょう。

ノミによる主な被害はなに?

トコジラミ 駆除 方法

基本的に動物の血液を吸う傾向にあるものの、人も被害に遭う可能性は高く、特に首・頭部・腕・脚付近が刺されやすい箇所といえるでしょう。

ダニに比べて口元が堅く頑丈なため、吸血場所を選ばずに血をすることが可能です(やわらかい皮膚も好むものの、衣類内部よりも手足などの末端部分を好んで刺す傾向にある)。

「体長1~4mmほどの虫に血を吸われても、そんなに問題はないのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、ノミの吸血により病原菌を媒介する可能性があるという点に注意しておかなくてはいけません。

人・動物それぞれで、主に以下のような被害がもたらされる恐れがあります。

【人にもたらす被害例】

  • ノミ刺咬症によるかゆみ・水ぶくれ
  • 猫ひっかき病によるリンパ節の腫れ・発熱・頭痛 など

【動物にもたらす被害例】

  • 大量の吸血による貧血
  • 刺された箇所をかいたことによる傷や化膿
  • 瓜実条虫(サナダムシ)の寄生による下痢・嘔吐
  • アレルギー性皮膚炎による激しいかゆみ・脱毛 など

ノミを放置するほど繁殖すること、そしてノミの数が増えるほど人や動物に与える被害が増大することから、放置はせず素早い対処が求められるでしょう。

ノミ駆除はプロの業者に依頼すべき?

ノミの駆除は素人でもある程度対処はできるものの、できるだけ早めにプロの業者に駆除を依頼すべきといえます。

本章では、ノミ駆除をプロの業者に依頼したほうがよい理由をご紹介します。

理由①:簡単に駆除できない

ノミの駆除は、不慣れな方が簡単に対処しきることが難しいでしょう。

その理由は「発生箇所を特定し、薬剤を散布し根絶する必要があるから」です。

  • 発生箇所がどこかわからない
  • 発生箇所がわかっても、どう対処したらいいかわからない
  • 薬剤の散布の仕方(正しい使い方)がわからない

ノミを適切に駆除するためには、ノミの習性や薬剤の使い方など、それなりの知識・技術・経験を必要とするため、素人には対処が難しいといえるでしょう。

また、潰した際に卵が周囲に飛び散る恐れがあるため、蚊やハエのように自力で潰して処理することはおすすめできません。

周囲に飛び散った卵を処理することは難しく、その飛び散った卵から新しいノミが生まれることもあります。

加えて、病気を持っていたり・サナダムシが寄生している可能性もあるため、仮に見つけても素手で対処するのは避けましょう。

正しい知識のもと、自力で対処する。それが難しい場合は、プロに駆除を依頼することをおすすめします。

理由②:繁殖力が高くあっという間に増える

ノミは非常に繁殖力が高く、一生に100~400個の卵を産むとされています(環境による)。

成長スピードも早く、1ヵ月程度で成虫になり新たな卵を産むため、一匹のノミを見つけたら大量に繁殖している可能性を疑うべきといえます。

大量発生するほど根絶は困難になり、かつ駆除費用も高くなるため、早めにプロの業者に相談することをおすすめします。

理由③:駆除だけでなく対策も必要となる

一匹・二匹程度の目に見える範囲のノミを駆除しただけでは、被害を止めることはできません。

それに、原因がわからないままノミを駆除しても、発生したそもそもの原因への対策をおこなわなければ(不十分であれば)被害は再発してしまうでしょう。

ノミの侵入経路は豊富であり、かつノミにもいくつかの種類があるため、それぞれで対策が異なります。

素人がこれからを完璧に対処することは難しいため、できるだけ知識・技術・経験が豊富な業者に対処してもらうのがよいでしょう。

ノミ駆除にかかる費用や業者選びのポイント

本章では、ノミ駆除を業者に依頼する際の費用相場や、業者を選ぶ際のポイントについてご紹介します。

特徴は業者によって異なるため、吟味したうえでより安心・納得できるところに依頼しましょう。

ノミ駆除にかかる費用

最低金額は約2万円ほどといわれていますが、最低金額では最低限の対処しか実施されないケースも多いため、基本的には5~10万円前後はかかると考えておきましょう。

金額に差がある理由は、被害状況や建物の広さ、使用する薬剤の種類といった変動要素があるからです。

ノミの発生原因がネズミ・ハクビシン・イタチ・アライグマといった害獣経由であることもあり、もし天井裏や床下などに害獣が棲みついていた場合は、その害獣駆除も依頼する=より費用が高額になる可能性もあるでしょう。

また、ノミが大量発生しやすい4月~7月は業者も忙しくなるため、費用が高額になりやすいといえます。

いずれにせよ、被害状況は現地を確認してみないことにはわからないため、まずは業者に現地調査を依頼し、正確な見積もりを出してもらうことから始めてみましょう。

業者選びのポイント

業者によって駆除費用やサービス内容は異なり、なかには悪徳業者の類も存在することから、業者選びは特に慎重におこなわなくてはいけません。

以下、業者選びのポイントをいくつかご紹介します。

相見積もりを取る

業者選びの際にもっとも重要となるのは、複数の業者に見積もりを依頼する(=相見積もりを取る)ことです。

ノミ駆除を業者に依頼する機会はそう多くはないため、費用相場や業者の良し悪しを判断することは難しいでしょう。

比較対象を用意することで、より満足度の高い業者を見つけやすくなるはずです。

流れとしては、以下のようになります。

  1. インターネットや周囲の口コミなどで、ノミ駆除業者を探す
  2. 3~4社ほどをピックアップし、現地調査を依頼する
  3. 問い合わせ・現地調査・見積もり内容などで、業者の良し悪しを決める

もし納得のいく業者が見つからなければ、改めて別の業者を選定しなおしてみましょう。

手間がかかると感じる方もいるかもしれませんが、決して安い買い物ではないため、後で後悔することのないようしっかり吟味することをおすすめします。

料金が明確かつ追加料金の有無を確認する

ノミの駆除は、以下の要素によっても料金が変動します。

  • 部屋の広さ
  • 床の種類(床・カーペットなど)
  • 家具の数や移動の有無
  • ペットの数 など

詳細な金額は現地調査後の見積もり時に判明しますが、この見積もり内容が明確であるかをしっかりと確認しておきましょう。

業者によっては、見積もりの内容や詳細について質問しても曖昧にされてしまうケースもあります。

「どのように駆除をおこなうのか?」「その作業は本当に必要なのか?」など、不明点をとことん質問し、疑問について丁寧に回答してもらえる業者に依頼してみるとよいでしょう。

現地調査の内容についても、丁寧に教えてもらえる業者であればなお安心できるはずです。

また、実際の作業中に別の問題が発生し、追加作業がおこなわれる可能性もあります。

「追加作業が発生する際は、事前に教えてもらえるか?」「その際、追加費用は発生するのか?」という点も事前に確認しておきましょう。

もしも曖昧な返答が返ってくる業者であれば、候補から外すことをおすすめします。

保証期間・内容を確認する

たとえ業者に依頼したとしても、自然界から侵入してくるノミを根絶することは難しいでしょう。

特にノミが産み落とす卵は薬剤に対する耐性が強いため、そう簡単に駆除できません。

生き残ったノミの卵、自然界から別のノミが侵入してくるなど、いずれは再発する可能性は高まるといえます。

そのため、保証期間や保証内容を依頼前に確認しておき、再発時に無料or格安で対応してもらえる業者のほうが将来的にも安心できるでしょう。

駆除費用・作業内容・保証内容(期間)など、業者選びは総合的に判断することをおすすめします。

自身でできるノミの防除方法とは?

ノミの防除は、プロの業者に依頼しなくてもある程度ならば自身で対応することもできます。

この章では、自身でできるノミの防除方法についてご紹介します。

ただし、ノミが増殖するほど被害が拡大し、業者依頼時の駆除費用も高くなるため「自身の手に負えない…」と判断した場合は、早急に害虫駆除業者に相談してください。

ノミの効果的な駆除方法

ノミの駆除方法としては、主に以下の3点が挙げられます。

  • 市販の殺虫剤で駆除する
  • 粘着テープを使用して捕獲する
  • スチームアイロンを使用する

以下、それぞれの詳細を解説していきます。

市販の殺虫剤で駆除する

害虫駆除に役立つ駆除剤はさまざまに販売されており、ホームセンター・ドラッグストア・ネット通販などで安価かつ気軽に購入できます。

ノミ駆除に役立つ薬品は、主に「くん煙タイプ」と「スプレータイプ」があり、状況に応じて使い分けるとよいでしょう。

くん煙タイプは、部屋の隅々まで薬品が行き渡るため、大量にいるにノミ(害虫)を駆除する際に役立ちます。

いわゆるゴキブリ駆除で利用する「バルサン」のようなものであり、水や火を使用したくん煙剤を密室の室内に置き・数時間放置するだけで害虫を駆除できます。

ただし、以下の点にはお気を付けください。

  • 卵やサナギは膜に覆われているため、駆除剤の効果が薄くなりやすい
  • 煙上の薬剤が噴出するため、使用には注意が必要(薬品は水に溶け込みやすいため、水槽などがある部屋での使用は要注意)

特に、小さなお子さんやペットと一緒にお住いのご家庭は、使用するとしてもどの製品を使うかを慎重に選ぶようにしましょう。

対して、スプレータイプの場合は、薬剤を直接ノミに噴射するため周囲へ薬品が散布される心配はありません。

使用する薬品自体が少ないため、経済的な負担も少ないでしょう。

ただし、ノミの個体数が多いとスプレーでは対処しきれない点には注意が必要です。

粘着テープを使用して捕獲する

ノミの存在を視認できた場合は、ガムテープなどで捕獲し、ごみとして処理しましょう。

使用方法はいたって簡単であり「ガムテープを適度な長さに伸ばし、ハサミや手でカットしたものでノミを取るだけ」です。

一気にたくさんの駆除は難しいものの、数匹程度であれば道具を用意せずとも対処できます。

捕まえたあとは粘着面どうしを合わせて密閉できるため、後処理もしやすいでしょう。

なお、ノミは蚊やハエのように潰してはいけません。

非常に小さい卵を視認して駆除することは非常に難しく、その卵からノミが孵化すると被害がさらに拡大してしまう可能性もあるでしょう。

ノミを見つけても、手で潰すようなことはせず、かならず粘着テープなどで捕獲し処理してください。

スチームアイロンを使用する

ノミは温暖な場所を好むものの高温には強くなく、50℃以上になるとほぼ死滅するといわれています。

そのため、ノミが寄生していそうな場所(シーツ・ベッドのマットレス・ソファーの表面・カーペットなど)にスチームアイロンを当てるのも効果的といえるでしょう。

アイロン後は湿度が低下することもあって、ノミが好む多湿な状態でなくなるという利点もあります。

スチームアイロンを利用する場合は、変色・変形を防ぐために、その素材が高温に対応しているかどうかを事前に確認しておきましょう。

また、布団や衣類の場合は、(布団or衣類)乾燥機を利用するのもおすすめです。

ただし、家庭用の乾燥機は布団のような大きなものを乾燥することが難しい+衣類乾燥だと40℃程度にしかならないケースも多いため、コインランドリーなどの大型乾燥機を使用を検討してみるのもよいでしょう。

捕獲機を自作するのもよい

ノミは光に近寄る習性を持っており、その習性を利用して捕獲機を自作することも可能です。

用意するものとしては、以下が挙げられます。

  • 洗面器などの、適度な大きさ・高さの入れ物
  • 中性洗剤
  • 卓上ライト

作り方は、洗面器の中に水を半分ほど入れ、中性洗剤を混ぜ入れる。その後、ノミが発生する場所に点灯させた卓上ライトと一緒に設置することで完成します。

これにより、ライトの光に寄ってきたノミが洗剤を混ぜた容器の中に跳びこみ、中性洗剤によってノミが水を泳げなくなり沈むため、駆除が可能になります。

卓上ライトのほうが設置は容易ではありますが、小さなストラップタイプのライトでも十分効果を発揮するでしょう。

ただし、この方法を使用する場合は、お子さまや飼っているペットが誤って水を飲んでしまわないように注意する必要はあります。

ノミを寄せ付けなくする方法

ノミはどこからともなく侵入してくるため、駆除だけでなく侵入されない対策も重要です。

ノミを寄せ付けなくする方法としては、たとえば以下が挙げられます。

  • 室内の掃除を徹底する
  • 衣類・布団などを干す
  • ノミが嫌うハーブを利用する

こちらも、以下にて詳細を解説していきます。

室内の掃除を徹底する

ノミは、暗く・ジメジメしている場所を好むため、この条件に室内環境が当てはまると、ノミの棲みやすい環境を自ら提供してしまうことになります。

居心地のよい場所ほど繁殖速度が増すことから、室内の掃除や部屋の換気はしっかりとおこなっておきましょう。

ゴミ・ホコリ・皮脂汚れ・フケなどがエサとなり得るため、定期的な掃除・換気は欠かさずおこなうことが大切です。

衣類・布団などを干す

ノミは湿度が高い場所を好むため、湿度が高くなりやすい「寝室のベッド」「敷布団」「衣類が積み重なった場所」などに棲みつきやすいといえます。

衣類・布団などを外に干す(天日干しする)ことで、湿度を低下でさせることができ、ノミが集まりにくい環境を作ることができるでしょう。

布団などの分厚いものを干す際は、表面だけではなく裏面にもしっかり風を通すことが重要です。

なお、布団を干した際は「布団をたたく」人もいますが、布団をたたくとノミを潰してしまう恐れがあるため、基本は表面を少しはらう程度にとどめておくことをおすすめします。

ノミが嫌うハーブを利用する

ノミは、ハーブ系などの清涼感のある香りを嫌うため、ミントを使って忌避させるのも一つの手段といえます。

たとえば「ミントの精油を小さなお皿に入れ、室内に置いて置く」だけでもある程度の効果が見込めますし、「オリーブオイルやホホバオイルなど、エッセンシャルオイルに混ぜて身体に塗る」ことで簡単な虫除けにもなるでしょう。

ミントだけでなく、各ハーブには害虫などを寄せ付けない効果が期待できるため、植物栽培が苦でなければ、楽しみながらノミなどの害虫を近寄らせなくできるはずです。

まとめ:ノミの被害は絶対に放置しないこと!

ノミは非常に小さな害虫であり、主な被害が吸血であるため「蚊やハエと同じようなものでしょ?」と考える方もいるようです。

しかし、病気や寄生虫などを移される恐れがあり、場合によっては重篤化しかねないため、楽観視できない害虫といえます。

繁殖力が非常に高く・短期間放置しただけでも爆発的に個体数を伸ばすため、被害や駆除費用をできる限り軽減するためにも、できるだけ早めに害虫駆除業者に相談したほうがよいといえるでしょう。

ある程度は自力でも対処可能ではあるものの、もし「自身の手には負えない」と判断した場合は、早急にプロの業者に依頼することをおすすめします。

業者によって費用やサービス内容は異なるため、依頼の際はしっかり吟味して、安心・納得できるところに依頼しましょう。

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