イタチが家の中に侵入?足音やニオイの特徴と自力でできる追い出し対策を解説

害獣・害虫別

「夜中に天井裏で激しい足音がする」「家の中がなんだか獣臭い」このような異変を感じているなら、それはイタチが家の中に侵入しているサインかもしれません。

イタチは見た目こそ可愛らしいですが、放置すると家屋へのダメージや健康被害を招く害獣です。

この記事では、イタチが家の中にいるかを見分けるサインや侵入経路、自分でできる正しい追い出し方法について解説します。

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1. イタチが家の中にいる場合のサイン

まずは家の中に潜んでいるのがイタチなのか、それとも他の害獣(ネズミやアライグマなど)なのか確認しましょう。イタチには独特の足音や鳴き声があります。

1-1. 足音

イタチは夜行性のため、周囲が静まり返った深夜に活発に動き回ります

イタチの足音: 「ドタドタ」「バタバタ」

イタチは体が小さい割に、大きな音がするのが特徴です。屋根裏を全力で走り回るような音が聞こえたら、イタチの可能性が高いです。

一方、ネズミやアライグマといった害獣は以下のような足音が多いです。

ネズミの足音: 「カサカサ」「トトトト」
アライグマ・ハクビシン: 「ドスン、ドスン」

ネズミは軽くて速い足音です。逆にアライグマやハクビシンは体重があるため、ドスンといった重量感のある音が響きます。

1-2. 鳴き声

イタチは威嚇するときや、仲間とコミュニケーションをとるときに独特な声を出します。

イタチの鳴き声: 「キッキッキッ」「クククク」といった、短い高音

またイタチが家の中で出産した場合、子どもは「ピキュピキュ」といった甲高い声で鳴きます。いずれにせよイタチは高音で短く鳴くのが特徴です。

他の害獣の鳴き声は以下の通りです。

ネズミ: 「キーキー」「ピーピー」という高い鳴き声
アライグマ:「シャーッ」「ウー」「ワン」

ネズミはチューチューではなく、キーキーと甲高い声で鳴きます。またアライグマは犬に似た声や、キューキューと喉を鳴らすような声も特徴です。

1-3. 悪臭と天井のシミ

害獣が住むとみられる屋根、シミができている様子

イタチが家にいる可能性として「ニオイ」があります。イタチは肛門付近に臭腺を持っており、危険を感じると悪臭を放ちます

また、イタチは「ため糞」という、決まった場所で排泄をする習性があります。屋根裏の同じ場所で糞尿を繰り返すため、断熱材が腐敗したり、天井板に腐食による黒ずんだシミが浮き出たりします。放置すると天井が抜け落ちる恐れもあるため、早急な対策が必要です。

参考:枚方市「イタチについて」

2. イタチはどこから家の中に侵入する?

イタチは非常に身体がしなやかで、500円玉程度の隙間(約3cm)があれば容易に通り抜けられます。「まさかこんな所から?」と思うような場所が、家への侵入口となるのです。

以下に紹介する3箇所は、イタチが家に侵入しやすい経路です。

2-1. 屋根の隙間

イタチは垂直な壁を登る能力に長けており、屋根の上まで簡単に到達します。地上から離れた高所でも、わずかな隙間を見つけて容易に屋根裏への侵入が可能です。

屋根に生じやすい隙間イタチが侵入しやすい状態とは
瓦のズレ・浮き地震や経年劣化で隙間が生じている屋根
軒下と壁の間の隙間築年数が経過した家で、乾燥による木材の収縮で壁との間に隙間ができている
屋根の合わせ目複雑な形状の屋根は隙間が生じやすく、イタチが頭をねじ込みやすい
雨樋(あまどい)付近雨樋を伝って屋根に登り、その付け根にある隙間から侵入する

イタチはわずかな屋根の隙間をみつけ、自ら穴を広げて侵入することもあります。経年劣化が進む家は注意が必要です。

2-2. 通気口

害獣が侵入しそうな通気口を網で塞ぐ様子

壁面にある換気口や、エアコンの配管を通すための壁の穴もイタチにとっては恰好の侵入経路です。

具体的な侵入箇所イタチが侵入しやすい状態とは
換気口格子の網目が荒い、またはプラスチック製のカバーが経年劣化で割れている。
エアコン配管の貫通部隙間を埋めるパテが乾燥して剥がれたり、ネズミに囓られたりして穴が開いている。
換気扇(台所・浴室)換気扇のフード内に隙間がある、またはシャッターが半開きになっている。

いずれにせよ劣化して換気口のカバーが破損していたりすると、イタチはそこから家の中へ侵入してしまいます。

2-3. 床下

害獣が侵入しそうな古い家の土台、通気口

床下の通気口や、土台の隙間もイタチにとっては家への侵入口です。

具体的な侵入箇所イタチが侵入しやすい状態とは
床下通気口昔ながらの格子状の通気口で、格子が一部欠けていたり、隙間が広かったりする
基礎と土台の隙間家の歪みや沈み込みによって、コンクリートの基礎と建物の間に隙間が生じている
配管の引き込み口床下から屋内へ繋がる水道管やガス管の周りに、不要な隙間が開いたままになっている

格子が壊れていたり、床下と地上をつなぐ隙間があったりすると、イタチはそこから侵入します。やがて壁の中を伝い、居心地の良い屋根裏へと移動します

3. イタチを家から追い出す方法

草原からイタチがこちらをうかがう様子

イタチが家の中にいることが分かったら、まずは「追い出す」ことから始めましょう。イタチは危険かつ、鳥獣保護管理法によって一般の方が捕獲することはできません

ここでは、イタチを追い出すための2つの方法を紹介します。

3-1. ニオイ・忌避剤を使って追い出す

イタチは嗅覚が鋭いため、嫌いなニオイを充満させて追い出す方法があります。

イタチ除けに効果があるアイテム

  • 市販の忌避剤
  • 木酢液・竹酢液
  • 漂白剤(塩素系)や線香、ナフタリンなど

どのアイテムも、イタチが侵入しそうな経路や、巣の近くなどに散布することで効果があります。

しかしイタチは一度追い出すことができても、そのニオイが危険ではないと分かると、また戻ってくることが多いです。

参考:東大阪市「イタチの被害にお困りの方へ」

3-2. 光や音で追い出す

ニオイ対策とあわせて行いたいのが、視覚と聴覚への刺激です。

イタチは警戒心が強いため、「ニオイ+光・音」の合わせ技も効果的です。

  • ニオイ+光: LEDの点滅ライトやストロボライトを使う
  • ニオイ+超音波発生器などの音で対策する

イタチはニオイ以外にも強い光を嫌うため、夜通し点灯させることで「ここは安全ではない」と認識させられます。またラジオなどの音で驚かせるのも効果的です。

4. イタチを追い出す場合の注意点

岩陰で黒いイタチがこちらを見る様子

実はイタチを追い出すことは容易ではありません。自分で対策を行うには、守らなければならないルールと失敗しやすい落とし穴があるのです。

4-1. イタチの捕獲は法律で禁じられている

イタチは「鳥獣保護管理法」により捕獲することはできません。イタチを許可なく捕獲したり、傷つけたりすることは法律で固く禁じられています。

たとえ自分の家に被害が出ていても、勝手に罠を仕掛けてイタチを捕まえてしまうと、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられる可能性があります。

自分でイタチ対策をするには、あくまで「追い出すこと」しかできないのです。

参考:環境省「鳥獣保護管理法の概要」

4-2. 追い出しただけでは再発のリスクが残る

イタチには強い帰巣本能があります。そのため「忌避剤でいなくなったから安心」と放置するのは危険です。

イタチは追い出した後も元いた場所に戻ろうとします。侵入口を金網やパンチングメタルなどで完全に封鎖しない限り、数日後には再び侵入され、同じ被害が繰り返されるでしょう。

また屋根裏に残された糞尿を放置すると、それを餌にするダニやノミが発生し、家族に健康被害が及ぶ「二次被害」のリスクも残ります。過去には侵入したイタチによってノミが大量発生し、幼稚園が臨時休業に追い込まれたケースもあります。

参考:報道発表資料「大阪市立三先幼稚園の害虫発生による休業について」

5. イタチ被害でお悩みなら協会の無料相談をご活用ください!

相談に乗る笑顔の女性

「追い出したはずなのに戻ってくる」「どこに隙間があるのか見つけられない」といった悩みは、イタチ被害で多く見聞きします。

また、屋根裏に溜まった糞尿の清掃や消毒は、感染症のリスクを伴うため専門的な知識が必要です。

もし、ご自身での対策に限界を感じたり、再発を防ぎたいとお考えの場合は、ぜひ「日本有害鳥獣駆除・防除管理協会」の無料相談をご活用ください。

当協会では経験豊富なアドバイザーが状況をヒアリングし、効果的な対策や、信頼できる専門業者の紹介も行っております。

悪質業者とのトラブルを防ぎ、安心できる暮らしを取り戻すためのお手伝いをいたします。

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まとめ

イタチが家の中に侵入すると、騒音や悪臭だけでなく、家屋の腐食や感染症といった深刻な問題が生じます。まずは足音やニオイから正体を特定し、忌避剤と光、音を併用して追い出しましょう。

ただしイタチ対策は、追い出した後の「侵入口の封鎖」と「清掃・消毒」まで行うことが重要です。少しでも不安がある場合や、根本的な解決を望む場合は無理をせずプロにお任せください。イタチ被害が拡大する前に、まずは気軽にご相談ください。

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