「夜中に物音が聞こえてうるさい」
「天井にシミができた」
「家の中が嫌な臭いがする」
上記のようなお悩みは、ハクビシンによるしわざかもしれません。
ハクビシンは中型の有害鳥獣です。ハクビシンは、夜行性で雑食、季節関係なく繁殖が可能、さらに多様な環境下でも生きていけます。2015年に特定外来生物に指定されましたが、ハクビシンによる被害は増加しています。
ハクビシンは現在生息域を拡大させており、全国各地でハクビシンによる被害が発見されています。家屋侵入による建物の損害やふん尿による汚染、農作物被害とそれに伴う経済的被害、感染症や怪我などの健康被害など、ハクビシンによる被害は深刻です。
ハクビシンの被害を解決するには、効果的な駆除を行うとよいです。
この記事では、特に建造物にハクビシンが住みついて困っている方に向けて、以下のポイントを解説します。
- ・ハクビシンの駆除は業者に依頼したほうがよい理由
- ・害獣駆除業者選びのチェックリスト
- ・おすすめの害獣駆除業者3選
ハクビシンの被害を放置すると、状況が悪化して被害が拡大してしまいます。この記事を読めば、信頼できる害獣駆除業者がわかるので、ぜひ参考にしてくださいね。
ハクビシンの駆除は業者に依頼したほうがよい理由

ハクビシンを確実に駆除するには、自分で駆除するより業者に依頼することをおすすめします。
理由は、自分で駆除する方法だと以下のリスクがあるからです。
- ・適切な被害対策ができない
- ・再発するリスクが高い
- ・健康被害の心配がある
これらの理由から、業者に依頼することをおすすめします。
順に理由について解説していきます。
適切な対策ができない
害獣駆除の経験がない一般の方は、適切な対策方法がわからず、駆除に失敗することがよくあります。
最悪の場合、法律違反してしまうこともあるので、以下の内容をしっかりと確認してください。
害獣駆除には、「追い出し」と「捕獲・処分」という2つの方法があります。
「捕獲・処分」は、文字通りハクビシンを捕えて処分する方法で、最も効果的な駆除方法です。
しかし、「捕獲・処分」は一般の方にはおすすめできません。
なぜなら、ハクビシンを捕獲するには、「狩猟免許」という資格と自治体からの許可が必要だからです。ハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られており、無資格・無許可でハクビシンを捕獲・運搬すると以下の罰則を受けることになります。
第八十三条 次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
引用元:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律
狩猟免許の取得には時間やお金がかかります。狩猟免許の取得後は、市区町村の自治体に捕獲の許可を申請しにいかなければなりません。そのため、免許を持っていない方にとっては、「捕獲・処分」は現実的な方法ではありません。
一方「追い出し」とは、駆除グッズを効果的に活用してハクビシンを追い出すことです。
駆除グッズは市販で購入できますし、自作も可能で、手軽に試せます。しかし、駆除グッズは心理的な効果を狙ったものなので、一時的な効果しかないと言われています。最初は効果があっても、しばらくすると被害が再発してしまいます。そのため、確実な駆除方法とは言えません。
ハクビシンの被害を確実に早期解決するには、駆除業者に依頼することが望ましいです。
再発するリスクが高い
仮に追い出しに成功しても、再発するリスクがあります。
追い出しはあくまで心理的な効果を狙ったものなので、ハクビシンが不快感に慣れると被害が再発してしまいます。動物は一度覚えたうま味は忘れません。一度被害に遭った場所は、他の場所に比べて被害が再発しやすいです。
ハクビシンの被害の再発を防止するには、ハクビシンの侵入口をすべて塞がなくてはいけません。
効果的にふさぐには、直径4㎝以上のスキマをパンチングメタルなどで封鎖するとよいです。しかし、ハクビシンは壁登りや綱渡りが得意なため、屋根付近にあるスキマも塞ぐ必要があります。
高所での作業のため、慣れていないと適切に処置するのが難しいです。
また、家屋のスキマを見つけるには豊富な経験と知識が必要です。
ハクビシンの駆除経験がない方だと、効果的な再発防止策を講じられず、被害が再発することが多いのです。
健康被害の心配がある
駆除するときに思わぬ病気にかかる可能性があります。
ハクビシンに限らず、野生動物にはさまざまな動物由来感染症を引き起こすウイルスが付着しています。
ハクビシンを追い出した後に巣やふん尿の清掃をしますが、その際に動物由来感染症にかかることがあります。
動物由来感染症については厚生労働省が作成したハンドブックがあるので、以下のリンクから確認してください。
動物由来感染症の中には、最悪の場合死んでしまうケースがあります。
害獣駆除の経験がない、もしくは浅い方は、充分な感染症対策を行えない可能性があります。
害獣駆除業者であれば、適切かつ効果的なハクビシンの駆除が可能なので、業者に依頼することをおすすめします。
害獣駆除業者選びのチェックリスト

ハクビシンの駆除は、害獣駆除業者に任せたほうがよいです。
しかし、業者選びに失敗すると業者トラブルが起き、被害の解決が遅れてしまいます。
実際に起きた事例を紹介します。
自宅の屋根裏にねずみがいると思い、インターネットで見つけた害獣駆除業者に電話し、見積もりのための訪問を依頼した。業者は調査後、ネズミではなく、ハクビシンの足跡や糞があると言った。見積もりは、燻煙処理、屋根裏への侵入忌避剤、断熱材撤去・処分、消毒、侵入口修繕等で200万円となったが、その場で発注書に署名・押印を求められ、自分も早く何とかしたいという思いもあり契約してしまった。
引用元:害獣の駆除を事業者に依頼するときの注意点|埼玉県
その後、役所に相談したところ、駆除業者の団体を紹介され、数社に問合せしたところ相場が20~30万円と知った。解約したい。
上の事例のように、高額な金額を請求してくる業者がいるため、良心的な業者と悪質的な業者を見分ける力が必要です。
ここでは、業者のチェックリストを簡単に紹介します。
- ・悪い口コミにも真摯に対応しているか
- ・対応できる害獣の種類が豊富か
- ・「部分保証」ではなく「侵入保証」がついているか
- ・作業スタッフが害獣駆除に必要な資格を保有しているか
- ・害獣駆除の業界団体へ加盟しているか
多くの害獣駆除業者は、無料で見積もり調査や相談を受けています。
ホームページでわからない点があったら、業者に問い合わせることをおすすめします。
まとめ

この記事では、ハクビシンの駆除を業者に依頼したほうがよい理由と、おすすめの駆除業者を紹介しました。
ハクビシンを駆除するには豊富な知識と経験が必要で、駆除に失敗すると被害が再発するおそれがあります。
駆除の経験がない・駆除に失敗したことのある人は、害獣駆除業者に依頼することをおすすめします。
今回紹介した業者は、ハウスプロテクト・害獣BUZZ・駆除エキスパートです。
いずれも高い施工力と豊富な駆除経験があり、ハクビシンの駆除に対応しています。
24時間電話受付OKなので、いつでも相談可能なのが心強いですね。
見積もり調査も基本的に無料で行っているので、まずは気軽に連絡してみてはいかがですか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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