自宅でイタチの気配を感じると、「自分で何とかできないか」とイタチが来なくなる方法を調べる方も多いでしょう。
しかし自己判断で行うイタチ対策は、方法を誤ると十分な効果が得られない場合があるため、注意が必要です。
この記事では、イタチが家に来なくなる方法を紹介します。自分で対策する際に知っておきたい注意点や、見落とされがちなリスクについても解説しているので、無理のない駆除の参考として、ぜひ読み進めてみてください。
- 対処方法
- 業者選び
- 害獣の特定

イタチが家に来なくなる方法

イタチが家に来なくなる方法としては、次の3つが挙げられます。
- イタチが嫌がるニオイを使い、イタチを遠ざける
- 光や音を使い、落ち着けない状態を作る
- エサになる原因を取り除き、再侵入を防ぐ
効果的なイタチ駆除のためには、複数の方法を組み合わせ、イタチが近づきにくく居着きにくい環境を作ることが重要です。
嫌いなニオイ・忌避剤を活用する
イタチの嫌いなニオイや市販の忌避剤(イタチの苦手なニオイを利用した対策製品)を活用した対策は、初心者でも取り入れやすい方法です。
イタチは嗅覚が非常に発達しており、刺激の強いニオイを嫌うため、住処や侵入経路の周辺で使うと追い出し効果が期待できます。以下の表で、代表的なアイテムを確認しましょう。
| 種類 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 木酢液 | 強い燻製臭があり、屋外や侵入口付近で使われることが多い | 濃度や量を誤ると、人にも刺激が強く感じられる場合がある |
| トウガラシ成分入りスプレー | 刺激臭が強く、設置直後は忌避効果が出やすい | 雨や風の影響を受けやすく、効果が安定しにくい |
| ナフタリン | 強いニオイがあり、密閉された空間では効果を感じやすい | 人にも刺激が強いため、使用量や設置場所に配慮が必要 |
| 市販のイタチ用忌避剤 | イタチ対策として設計されており、使い方が分かりやすい | 効果の出方や持続期間は商品によって異なり、設置場所や使い方の見極めが必要 |
ニオイを使った対策は人やペットにも刺激になる場合があります。また同じニオイを使い続けると慣れて再び寄り付くこともあるため、使用場所や他の対策との併用に配慮が必要です。
対策の詳細については、以下の記事もご確認ください。
強い光や音で警戒心を刺激する
強い光や音でイタチを刺激するのも、自分でできるイタチ対策の一つです。
イタチは夜行性で、突然の光や不規則な音に強い警戒心を示します。そのため、センサー付きライトや点滅LED、音を発する装置などをイタチの活動範囲内に設置すると、一定の追い出し効果が期待できます。
光や音を使った駆除も、イタチが慣れてしまえば効果がなくなる恐れがあるため、別方法との併用がおすすめです。
なお夜間の強い光や大きな音は、近隣住宅とのトラブルにもつながりかねません。使用の際には光の角度や音の大きさなどにも注意しましょう。
ライトを使ったイタチの追い出しについては、以下の記事もご確認ください。
エサになるものを隠す
エサ対策は、イタチが来なくなるだけでなく再発防止効果も期待できる重要なポイントです。
イタチは雑食なので、動物や昆虫、生ごみなどさまざまなものを餌にします。屋外で保管されている生ごみやペットフードを狙ってやってくるケースもあるため注意が必要です。
また人やペットが食べるものだけでなく、ネズミなどすでに住居に住み着いている動物が餌としてイタチをおびき寄せる場合もあるため、並行した対策を検討しましょう。
ネズミの駆除に関しては以下の記事も参考になさってください。
自分でイタチ対策する際の注意点

自分でイタチ対策を行う際は、以下の3点を事前に把握しておきましょう。
- 法律上、無許可でできない行為がある
- 野生動物のため、安易な接触は危険を伴う
- 再発防止策をしなければ、被害を繰り返す場合もある
知識がないまま対応すると、思わぬトラブルにつながることもあるため注意が必要です。
無許可での捕獲・殺傷は禁止されている
市役所や都道府県の許可なくイタチを捕獲・殺傷する行為は、法律違反に該当します。
イタチは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(通称:鳥獣保護管理法)」によって保護されている動物です。無許可捕獲を行った場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される恐れがあります。
自分でイタチ対策を行う場合は追い出しに徹し、傷つけたり殺したりしないように作業を進めましょう。
参考:e-GOV法令検索「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」
むやみにイタチに接近しない
イタチは小型でかわいらしい見た目をしていますが、強い攻撃性を持つ野生動物です。
追い詰められた状況では、人に飛び掛かったり噛みついたりする可能性もあるため、安易な接近は避けましょう。特に3~5月の繁殖期には警戒心が高まり、より攻撃的になるため駆除時期の見極めも重要です。
思わぬ怪我につながる恐れもあるため、イタチとは常に2~3m程度は距離をとり近づかないようにしましょう。
イタチの繁殖期については、以下の記事も参考になさってください。
家に隙間があると室内に侵入されることがある
一度イタチの追い出しに成功しても、侵入経路がそのままになっていると再び戻ってくるケースも少なくありません。
イタチは目安として直径3cm程度の隙間さえあれば、屋根の隙間や換気口、床下の通気口などさまざまな場所から簡単に屋内に侵入してきます。
再侵入を防ぐためには、侵入経路を塞ぐことが必要です。
一カ所でも塞ぎ忘れがあると再発の恐れがあるため、被害を繰り返さないためにも徹底的な対策を心がけましょう。
イタチが室内に侵入すると発生する被害

イタチが室内に侵入すると、以下のような被害が予想されます。
- フンや尿による悪臭や、建材へのダメージ
- 夜間の物音による睡眠不足やストレス
- フンや体毛を介した、アレルギーや感染症のリスク
被害は目に見えにくい場所で進むため、気付いたときには負担が大きくなっている場合もあります。
フン・尿による悪臭と家屋の劣化
イタチのフンや尿は、強いアンモニア臭を放ちます。
特に住処周辺では特定の場所に排泄する習性(ため糞)があるため、大量に蓄積し室内まで臭いが染み出すケースも珍しくありません。さらに木材の腐食や断熱材の劣化を引き起こし、家屋に深刻な被害を与える場合もあります。
大規模な修繕や家屋の価値低下を防ぐためには、早期の追い出しと清掃が欠かせません。
夜間の騒音
イタチが天井裏などを駆け回る騒音も、考えられる被害の一つです。
イタチは夜行性で、深夜から明け方にかけて活発に動きます。天井裏を走る音や引っかく音が毎晩続き、睡眠時間が削られると、日中の集中力低下や体調不良につながります。
中には睡眠障害を引き起こした事例もあるため、安易に放置せず、対策を急ぎましょう。
アレルギー・感染症
イタチの体やフンや尿には、重篤な感染症やアレルギーを引き起こす細菌や寄生虫が含まれる可能性があります。
直接体に触れるだけでなく、乾燥して舞い上がったフン尿を吸い込むことも感染などの被害につながりかねません。
厚生労働省が発表している「動物由来感染症」の中には、レプトスピラ症やサルモネラ症など、命にかかわるような感染症のリスクも報告されています。
そのため自分で対策する場合は、マスクやゴーグルなど感染を防ぐため十分な防護を行う必要があります。
本格的なイタチ対策はプロへの依頼がおすすめ

イタチ対策に不安を感じたり被害が続いたりする場合は、専門業者への依頼がおすすめです。
イタチは複数の侵入経路から出入りしていることが多いため、一般の方がすべての経路を特定することは難しい場合がほとんどです。
また感染症やアレルギーなどの健康被害に加え、天井裏など高所での作業は怪我のリスクも考えられます。
一方専門業者は、天井裏や床下を調査し、侵入経路を特定・封鎖・清掃・消毒まで一括対応します。
安全に駆除作業を進め、長期的に安心できる住環境を整えたい場合は、プロの力を借りる判断が有効でしょう。
イタチ被害でお悩みなら協会の無料相談をご活用ください

「イタチが来なくなる方法について、もっと詳しく知りたい」「自分だけのイタチ対策に自信がない」このような悩みを抱えている方は、ぜひ「日本有害鳥獣駆除・防除管理協会」の無料相談をご活用ください。
当協会は、イタチをはじめとした鳥類・害獣による家屋被害に対し、安全で安心な生活環境を守るための防除・管理を専門とする団体です。
経験豊富な担当者が状況を聞き、効果的な対策のアドバイスや専門業者探しをお手伝いします。全国の信頼できる加盟業者をご紹介するので、悪質な業者トラブルを避けられます。
「こんなことを聞いても良いのかな?」と思うような内容でも、もちろん大丈夫です。ぜひお気軽にご相談ください。
- 対処方法
- 業者選び
- 害獣の特定

まとめ
イタチが来なくなる方法としては、ニオイや光などの刺激を与えることと餌場にならないように環境を整えることが挙げられます。
自分で対策を行う場合には追い出しに終始し、イタチがいなくなったら再発防止策を徹底しましょう。
日本有害鳥獣駆除・防除管理協会では、無料相談を行っているため、イタチの被害でお困りの際はぜひ一度ご相談ください。
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