イタチは凶暴?生態や被害を徹底解説!

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まんまるな目とフサフサな毛で覆われたイタチ。見た目は可愛いですが、どのような性格なのでしょうか。そこで今回は、イタチの性格や生態、及ぼす被害について徹底解説します。野生のイタチについて詳しく知りたい方は、ぜひ、最後までチェックしてみてください。

イタチは凶暴な性格!むやみに近づかないように注意が必要

イタチは見た目は可愛いですが、非常に凶暴な性格をしています。むやみに近づいたり、追いかけ回すとこちらに向かってきます。そのため、イタチに遭遇したらできるだけ素早くその場を離れましょう。また、縄張り意識が強い動物なので、イタチを追いかけたり直接攻撃していなくても、うっかり縄張りに入ってしまうと襲いかかってくるケースもあります。

もし、自宅の庭や畑で遭遇してしまったら、イタチを寄せ付けないように忌避剤スプレーを使うか、専門のイタチ駆除業者を呼んで駆除してもらうのがおすすめです。

イタチの生態や習性について知ろう

イタチの性格について解説しましたが、ここからはイタチの生態や習性について詳しく解説します。イタチは種類によって見た目が違っていたり、普段生息している場所がことなります。イタチを発見したら、下記を参考にどんな種類や特性を持ったイタチかチェックしてみましょう。

イタチの種類:日本に生息してるイタチは2種類いる

日本に生息しているイタチは、「ニホンイタチ」「シベリアイタチ」の2種類です。それぞれのイタチの見た目や特徴についてみていきましょう。

ニホンイタチ

ニホンイタチは、オスが27㎝〜37㎝程度・メスが16㎝〜25㎝程度で性別によってサイズが異なります。見た目は茶褐色ですが、冬になると山吹色に変化するのが特徴です。また、ニホンイタチは鼻に近い部分の毛の色が茶色っぽくくなっており、尻尾が短いです。

水の中を泳いだり高い場所に登るだけでなく、穴を掘るなど様々なことができます。虫やネズミを食べますが、雑食なので果物や野菜なども食べます。そのため、食べ物が多い畑に巣を作って住み着くことはもちろん、水辺や自然が多いところでも見つけられます。

シベリアイタチ

シベリアイタチは、オスが28㎝〜39㎝程度・メスが25㎝〜31㎝程度でニホンイタチと同様に性別によってサイズが異なります。見た目は、黄色っぽいけで覆われており、冬になるにつれて茶色っぽく変化します。また、足や尻尾が短いので、ニホンイタチとシベリアイタチで比較したい場合は、毛の色だけでなく、この2カ所に注目すると良いでしょう。

シベリアイタチは、ニホンイタチと同様に水の中を泳いだり、穴を掘ることができますが、果物を好んで食べるので畑や住宅街に住み着く傾向があります。そのため、畑や庭を荒らされたり、屋根裏に住み着いてしまうイタチのほとんどがシベリアイタチであることが多いです。繁殖力も強いので、駆除せず放置すると一気に増えてしまうリスクがあります。

イタチの生息地:全国的に現れている

イタチの生息地は、四国や九州といった西日本に生息していましたが、最近では関東をはじめとする東日本でも多くみられるようになりました。そのため、タヌキやイノシシなど野生動物が出現しない地域では被害にあわないだろうと思われがちですが、油断は禁物です。被害が出る前にイタチの痕跡を見つけたら追い出す対策を立てたり、駆除を検討してみてください。

イタチの習性:穴を掘ったり水の中を泳ぐ

イタチの種類の項目でも少し紹介しましたが、イタチは「水の中を泳ぐ」「穴を掘る」のほかに「木や高い場所にのぼる」「匂いをつける」「狭い隙間を通り抜ける」などの習性があります。この習性を理解しておけば、穴を発見した際にイタチの被害が出る前に早期発見できたり、高い場所や狭い場所に金網を貼ってあらかじめイタチが来ないように対策できるので他の情報と合わせて覚えておくと良いでしょう。

イタチの繁殖期:4〜6月の春

イタチの繁殖期は4〜6月の春です。この期間に交尾をし、妊娠すると1ヶ月ほどで子供を出産します。一度に3〜7匹程度生まれるので、妊娠したイタチが住み着いていると、のちに大量発生する可能性があります。妊娠したイタチを発見したら早めに追い出すか駆除するようしましょう。また、およそ2〜3ヶ月程度でイタチは成長し、独立していくので放置すると被害が拡大してしまいます。また、基本的にイタチの繁殖は年に1度ですが、まれに2回起こることもあるようです。

イタチの繁殖期の行動パターン:日中よく出歩いている

繁殖期をむかえたイタチには、いくつかの行動パターンがあります。例えば、下記のようなものです。

  • 夜行性の性質をもつイタチが日中の明るい時間帯でも餌を探しにきている
  • 巣作りのために枝を探している
  • 水分をよくとっている姿を目にする

家の周辺で見かけるイタチがこのような行動をしていたら妊娠している可能性がありますので、並べく早く追い出すか、駆除の依頼をしましょう。

イタチの子供の特徴と発見方法:鳴き声や日中の行動に注目

イタチの子供がいるか見極めるには「鳴き声」「日中に出歩いているか」の2点に注目しましょう。

イタチは大人と子供で泣き方やボリュームが異なります。大人のイタチは、大きなボリュームで「クック」「キキキ」のように鳴きますが、子供のイタチは、大人のイタチより低いボリュームで「ピキュピキュ」「キーキー」のように高い声を出します。もし、鳴き声のイメージがつかない場合は、YouTubeやインターネットで検索すると子供のイタチの鳴き声を聞くことができるので合わせて参考にしてみてください。

また、大人のイタチが日中で歩いている場合もイタチの子供が生まれていたというケースになることがあります。繁殖期間中のイタチと同様に、夜行性の特徴を持つ大人のイタチが頻繁に日中に外に出ているのは、子供のイタチのために餌を探しているためです。そのため、日中でイタチに遭遇したら子供のイタチもいる可能性があると考えておきましょう。

イタチの寿命:平均寿命は1.9歳〜2歳

イタチの平均寿命は1.9歳〜2歳です。一見、あまり長生きしないので対処しなくても問題なさそうに思いますが、イタチはメスが多く、特定の相手を作りません。そのため、オスとメスの個体をそのまま放っておくと繁殖して大量に増えてしまいます。1匹1匹の寿命が短くても油断は禁物です。

イタチの被害はどんなものがある?

ここまでイタチの生態について紹介しましたが、ここではイタチを放置すると起こる被害について解説します。

具体的には下記のような被害が起こります。

  • 屋根裏に住み着く
  • 糞尿が溜まる
  • 健康被害が出る
  • 匂いが気になる
  • 畑や庭を荒らされる

それぞれ一つずつ紹介します。

屋根裏に住み着く

イタチは天敵から身を隠したり、暗い場所を好むため屋根裏に住み着くことが多いです。夜行性のため夜中に屋根裏を走りまわり騒音に悩まされる被害もあります。

糞尿が溜まる

イタチは一箇所に糞尿を溜める性質があります。そのまま放置すると、天井にシミができたり、最悪の場合、腐敗するケースも。一度シミや破損してしまうと修復するのに高額な金額がかかるので、被害が拡大する前に早めに見つけることが大切です。屋根裏から聞こえてくる足音でイタチが住み着いているか判断が難しい場合は、定期的に屋根裏をチェックしてみてください。

健康被害が出る

糞尿が溜まるとそこからハエやダニが発生します。部屋の環境が悪くなると、アレルギーやアトピーなどの病気を引き起こす恐れがあります。

また、イタチそのものも病原菌を持っており、主に食中毒の原因になるサルモネラ菌・頭痛や吐き気、発熱を引き起こす狂犬病・感染すると腹痛や下痢、嘔吐になるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)などが挙げられます。中でも狂犬病はしっかりとした治療方法が確立しておらず、致死率も高いことから非常に危険です。噛まれたり引っ掻かれるだけで病気に感染してしまうので、イタチを見つけたら攻撃しないようにしましょう。

嫌な匂いがする

イタチは臭いと言われていますが、主な原因は3つあります。一つ目は、雑食のためイタチの体から嫌な匂いがするケースです。普段から虫や果物、野菜など様々なものを食べて生活しているので体臭がキツくなることがあります。

二つ目は、溜めフンの習性です。イタチは自分の縄張りを決めて、一箇所にまとめてフンをするので悪臭がします。特に、イタチが屋根裏に住んでいる場合は、部屋の掃除をしても嫌な匂いが漏れ出したり、天井に大きなシミがでるなどの被害があります。

三つ目は、臭腺(しゅうせん)から発生する匂いです。肛門付近に臭腺(しゅうせん)と呼ばれるものがあり、きつい匂いがするのが特徴です。この臭腺はスカンクに備わっていることで知られていますが、イタチにも同様の器官があり、危険を感じると匂いを出します。ニンニクのような匂いが特徴で、なかなか匂いが消えないので直接体や服にかからないように注意しましょう。

凶暴なイタチと遭遇してしまった時の注意点

イタチは凶暴な性格をしているので無闇に近づくのは危険です。しかし、万が一イタチと遭遇してしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。ここでは、凶暴なイタチに遭遇してしまった時の注意点と対処法について解説します。

追いかけ回さない

記事内でも少し触れましたが、イタチを見つけても追いかけ回さないように注意しましょう。基本的に人間と遭遇したイタチは逃げますが、まれに人間に向かってくる個体がいます。また、大声で叫ぶとイタチがびっくりして攻撃してくることもあるので、イタチを見かけたらその場からゆっくり離れましょう。

棒でつつかない・叩かない

イタチは攻撃的で凶暴な性格をしているので、危害を加えられると噛みついてきます。そのため、イタチを見かけたら面白がって棒で突いたり、叩かないようにしてください。

触ろうとしない

ふわふわした毛並みなので、触ってみたいという方もいるかもしれませんが、イタチは多くの病原体をもっているので触るのは危険です。噛みつかれたり、鋭い爪で引っかかれて怪我をすることもあります。最悪の場合、傷口から病原体が入り込み、感染してしまいます。

捕まえない・殺さないようにする

イタチは鳥獣保護法という法律で守られている生き物です。そのため、資格や許可がない一般人が勝手にイタチを捕獲したり、殺すと1年以下の懲役または100万円以下の罰金を支払わなければいけません。自分で対処せず、追い出すか専門の駆除業者を呼びましょう。

凶暴なイタチが来ないようにするには?

イタチは自分で捕まえたり、殺したりできません。そのため、できるだけ家に近づけないように対策したり、追い出すことが大切です。

イタチを近づけないようにするには、「狭い隙間に金網をはる」「忌避剤使う」「イタチが嫌う匂いを発生させる」のがおすすめです。イタチは狭い隙間からも侵入してくるので家の隙間や排水溝などに網目の細かい金網を設置しましょう。また、イタチが侵入してくる場所に忌避剤を設置する方法なら手軽にできます。

ただし、どちらもお店で購入しなければいけないので、費用を抑えたい方はイタチが嫌がる匂いを発生させる方法がおすすめです。イタチは嗅覚が非常に良く、刺激のある香りを苦手としています。アロマや漂白剤、お酢を布に染み込ませて置いておくだけで近づかないように対策できます。

凶暴なイタチの駆除は専門業者にお任せ!

凶暴な性格のイタチは、こちらから危害を加えようとすると襲いかかってくることがあります。また、イタチが来ないように自分で最低限の対策や追い出すなどの対応はできますが、イタチが学習しており、あまり効果がなかったというケースもあります。

「凶暴なイタチを安全に駆除したい」「家の庭や畑に来ないようにしたい」方は、専門の駆除業者に依頼するのがおすすめです。下記では、イタチの駆除業者のおすすめ3選を紹介するので、どの業者に依頼すれば良いかわからない方は、ぜひ参考にしてください。

駆除エキスパート

駆除エキスパートは、日本害獣駆除・防除管理協会に加盟しており、協会基準の施行をしてくれる駆除業者です。イタチの駆除だけではなく、資産価値を下げない丁寧な作業に加え、アフターサービスも充実しているので安心して任せられます。また、日本害獣駆除・防除管理協会が開発した、除菌や消臭効果が高い薬剤を使用してくれるのも特徴です。

問い合わせ方法は、電話やLINE、メールがありますが、急ぎの場合は電話するのがおすすめです。ただし、電話の受付時間が9:00〜18:00までと決まってきるので注意しましょう。

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害獣BUZZ

引用:害獣BUZZ

害獣BUZZは、一匹残らず徹底駆除をかかげている駆除業者です。顧客に寄り添ったサービスを提供しているので、各家庭ごとのパターンや状況に合わせた害獣駆除を提案してくれます。本当に意味のある再発予防を提案してくれるため、サービス内容をしっかり吟味して決めたい方におすすめです。

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ハウスプロテクト

ハウスプロテクトは、最短即日30分でかけつけてくれるので、凶暴なイタチを発見して一刻も早く駆除してほしい方にピッタリです。また、ハウスプロテクトはリフォーム会社が母体なので、高い施行技術をもっています。家の隙間やイタチの侵入経路をしっかり塞いで駆除後もイタチが侵入しないようにしっかり再発防止してくれます。

また、安すぎる料金でのサービスの提供や誇大広告をいっさい行なっておらず、根拠のない数字の表記もしていません。追加費用はかからず、中間マージンもないため見積もりを出してもらった金額以上に費用が発生しないのも魅力です。

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まとめ

今回は、イタチの性格や生態、放置すると起こる被害について解説しました。記事内でも紹介した通り、イタチは非常に凶暴な性格をしています。攻撃されたと認識すると人間に噛み付いてきたり、引っかかれることがあるので、自分で追い出すのが難しい場合は専門の駆除業者に依頼するのがおすすめです。

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