東京でアライグマの被害が増加中!駆除の方法は?業者の選び方ポイント8選とおすすめの害獣駆除業者3選も紹介

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優れた繁殖能力を持つアライグマは、近年増加傾向にあります

雑食で力の強いアライグマはゴミや田畑を荒らして回ったり、壁をよじ登って住宅の屋根裏に住みついたりします。そのため、農業被害や住宅被害、フンの悪臭、騒音被害など、さまざまな問題を引き起こしています。捕食による生態系への影響も深刻化しています。

人口の多い東京都も例外ではなく、以前は多摩地域における被害が目立ちましたが、近年は23区内部でも相談件数が増加しています。

相談件数の推移(2023年10月現在)|東京環境局

上野動物園からは、カモ類・ウナギが捕食されたという事例も報告されています。

かわいいイメージがあるだけに、アライグマの被害に遭ったらショックですよね。

この記事では、東京でアライグマの被害に遭われた方向けに以下のポイント4選を解説します。

  • ・東京でアライグマの被害が増加している理由
  • ・業者に依頼する?自分で退治する?メリットとデメリット
  • ・害獣駆除業者を選ぶ時のポイント
  • ・おすすめの害獣駆除業者

アライグマを放置しておくと、被害は深刻化していきます。

一刻も早くアライグマを退治して、以前の生活を取り戻しましょう!

東京でアライグマの被害が増加している理由

アライグマは東京に限らず、全国で増加しています。しかし、アライグマが増加する背景には、都市特有の問題も関係していることはご存じでしょうか。

アライグマが増加している原因は、以下のとおりです。

  • ・繁殖力の強さ
  • ・天敵のいない環境
  • ・生ごみの不始末
  • ・空き家・住宅の増加

順に解説していきます。

繁殖力の強さ

アライグマは優れた繁殖能力を持っています。

基本的にアライグマは1~2月頃に交尾をし、3~4月頃に出産します。1回の妊娠で1~6頭、平均4頭生むことができます。アライグマは季節繁殖動物ですが、春の繁殖に失敗すると夏以降に再び発情期が訪れ、繁殖していきます。

また、アライグマは高齢になっても妊娠・出産が可能です。

1歳のアライグマの妊娠率は60%ですが、2歳以降はほぼ100%の確率で妊娠します。高齢になっても妊娠率が低下することはありません。

そのメカニズムは明らかになっていませんが、アライグマを放置するとどんどん増殖していくことは間違いありません。

天敵のいない環境

北アメリカ原産のアライグマは、1960年代に日本に輸入されてきました。

北アメリカとは違い、日本には天敵のオオカミなどの肉食哺乳類があまり生息していません

そのため、アライグマは捕食されず、数が減らないのです。むしろ、安心して子育てや生活のできる環境下にあるため、増加していく一方です。

生ごみの不始末

アライグマは雑食です。庭先の果物や家庭の生ごみ、路上や公園に放置された食べ残しなど、東京にはアライグマの好むえさが豊富にあります。

特にスナック菓子が好物で、キャラメル味のスナック菓子を捕獲の際に使用することもあります。

屋外に放置されたペットのエサも、アライグマを呼び寄せる原因になります。

農作物もよく狙われます。特にスイートコーンや柿などの甘味を感じる作物が被害に遭いやすいです。

最近までは多摩地域の農業被害が多く報告されていましたが、近年では23区内でも被害件数が増加しています。

豊富な美味しいエサを求めたアライグマが、都心にも住みつくようになったのです。

空き家・住宅の増加

総務省の調査によると、2018年の空き家数は約81万戸、空き家率は10.6%です。2013年の調査結果よりは減少しましたが、依然として高い水準という状況に変わりはありません。

平成 30 年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計 結果の要約 |総務省

空家数の多い区は世田谷区で、5万戸の空き家があります。大田区や足立区も4万戸以上の空き家があります。

多摩地域では、八王子市が最も多く、3万5000戸あります。町田市は2万戸、府中市には1万5000戸の空き家があります。

樹木の剪定や家屋のメンテナンスが不十分なため、放置された空き家はアライグマの恰好の隠れ家になります。断熱材のある家屋は特に住み心地がよく、アライグマに狙われやすいです。

空き家でなくても、ちょっとしたスキマさえあればアライグマは簡単に住居内に侵入することができます。

侵入されやすい場所は、以下の4か所です。

  • 軒下のすきま
  • 通風口
  • 床下通気口
  • 基礎のすきま

老朽化した建物にはスキマが多く、アライグマに狙われやすいです。

こうした箇所をきちんと封鎖しないと、アライグマに侵入されやすくなります。

人口の多い東京は、アライグマにとっても住み心地がよい場所です。

残念ながら、アライグマが自然減少することに期待はできません。

地道な捕獲作業やえさや住処を与えないなどの工夫が、アライグマの数を減らすことに繋がります。

業者に依頼する?自分で退治する?メリットとデメリット

アライグマの被害に遭ったときに思い浮かぶのは、業者に依頼するべきか、それとも自分で退治できるのか、という疑問ではないでしょうか。

業者に依頼する場合と自分で退治する場合には、それぞれメリットとデメリットがあります。

【業者に依頼する場合と自分で退治する場合のメリットとデメリット】

メリットデメリット
自分で退治する・比較的費用がかからない・一時的な効果しかなく、被害が再発しやすい
業者に依頼する・作業の手間がかからない
・駆除に失敗しにくい
・再発防止の対策をしてくれる
・費用が高い

自分で退治する場合

自分でアライグマを退治するには、以下の方法があります。

  • ・駆除グッズを使って追い出す
  • ・許可を得て捕獲する

駆除グッズを使って追い出す

アライグマの駆除グッズは市販で買うことができるため、手軽に試せる方法です。

忌避剤やくん煙剤、木酢液(もくさくえき)、有刺鉄線などといったアライグマの嫌がるものを散布または設置して、心理的な効果を狙います。

ただ、どれも物理的に侵入を防いだり捕獲したりする方法よりも効果は薄く、一時的と言われています。

また、アライグマにも個体差があります。匂いや音、痛みに鈍感なアライグマや、不快感を上回るほど魅力的なエサが得られる場合には、効果は出にくいのが現実です。

許可を得て捕獲する

アライグマを捕獲する方法は、駆除グッズに比べて効果が見込めます。

アライグマの捕獲数も年々上がっており、2022年度は773頭が捕獲されました。

アライグマの捕獲状況(2023年度10月)|東京都環境局

アライグマは「鳥獣保護管理法」と「外来生物法」によって保護されています。そのため、アライグマを捕獲するには、市役所などの許可と狩猟免許が必要です。

自治体によっては、箱わなの貸し出しを無料で行っているところもあります。

狩猟免許は手数料や受講費などで数万円かかります。東京都では、既に狩猟免許を持っている人を対象とした補助がありますが、はじめて取得する人に対しては市区町村の自治体からの補助しかないです。補助のない自治体もあります。また、取得までに約3か月かかると言われているため、無免許の場合は即効性に欠けます。

ちなみに、業者の派遣を行っている自治体もあります。

自治体によって、サポートの内容や利用条件、ルールは異なります。もし自治体のサポートを考えているなら、必ずホームページなどで防除事業の内容を確認してください。

なお、駆除専門業者の案内として、公益社団法人東京都ペストコントロール協会を紹介している自治体がありますが、アライグマに対応しているかどうかホームページから確認することはできませんでした。

不安な方は、以下にあるおすすめの業者3選を読んでみてください。

自分で行う際の注意点

自分でアライグマの退治を行う際には、以下の点に注意しましょう。

  • ・アライグマに近寄らない
  • ・アライグマを追い出した後は清掃・消毒を行う
  • ・アライグマの侵入経路となる場所をすべてふさぐ
  • ・近隣住民の迷惑にならないよう気を付ける
アライグマに近寄らない

アライグマは好戦的な性格ではないですが、気性が荒いです。うかつに近づくと襲われる可能性があります。

アライグマは1999年に狂犬病法の対象動物に指定されており、咬まれたり傷口や粘膜を舐められたりすると非常に危険です。アライグマの舐めた前足で引っ掛かれても感染することがあります。

アライグマに限らず野生動物には、ノミやダニなどが付着しており非常に不衛生です。未知のウイルスを持っている可能性も0ではありません。

健康被害に遭わないためにも、アライグマには近づかないようにしましょう。

間違ってもエサをあげてはいけません。

アライグマを追い出した後は清掃・消毒を行う

アライグマを追い出した後は、寝床の清掃と消毒を行いましょう

特に、アライグマのフンには「アライグマ回虫」という寄生虫が潜んでいることがあります。この寄生虫は人体に侵入すると中枢神経障害を引き起こし、神経幼虫移行症や眼幼虫移行症などの深刻な病害をもたらします。

2023年10月現在、まだ野生のアライグマから「アライグマ回虫」に寄生されたという報告はありませんが、最悪の場合死に至るため、充分に警戒してください。

アライグマ回虫の侵入経路は口や粘膜なので、アライグマのフンや汚染された土壌が付着しないよう、マスクや防護服、手袋などを身に付けた上で、清掃・消毒作業を行うようにしてください。

アライグマの侵入経路となる場所をすべてふさぐ

アライグマは執着心が強く、一度覚えたうま味は忘れません。最初は追い払うことに成功しても、日が経つと戻ってくる可能性があります。学習能力も高く、犬以上と言われることもあります。そのため、対策を講じてもすぐに適応してしまうでしょう。

アライグマの被害を再発させないためには、物理的にアライグマの侵入経路を全てふさぐことが大切です。

アライグマの主な侵入経路は4か所です。

  • 軒下のすきま
  • 床下通気口
  • 基礎のすきま
  • 通風口
  • 剪定されていない樹木

樹木を伝ってアライグマが侵入してくるケースがあるため、定期的に剪定してください。

その他にもスキマを見つけたらふさぎましょう。

アライグマは力が強いため、物を置くだけではすぐにどかされてしまいます。頑丈な金網などを使いましょう。

近隣住民の迷惑にならないよう気を付ける

人口密度の高い東京では、駆除グッズの匂いや音が漏れて近隣住民から苦情が出ることがあります。特に超音波発生装置は、子どもなど耳の聞こえが良い人にとっては不快感を感じるかもしれません。

アライグマの被害を減らすには、上で説明した点以外にも、以下の3点が大切です。

  • アライグマのエサとなるものを屋外に放置しない
  • 定期的に点検してスキマをふさぐ
  • 定期的に樹木を剪定し、侵入経路を減らす

自分で退治するのはデメリットの方が多い

正直に述べると、アライグマを個人で退治するのは非常に手間がかかります

自分で行う方法は、例外を除いて一時的な効果しかありません。自分で捕獲できるなら効果は見込めますが、許可の申請や狩猟免許などハードルがあります。侵入経路を見つけるのも、アライグマの駆除に不慣れな人にとっては難易度が高いです。

また、追い出し後の清掃・消毒作業や侵入経路の封鎖など、経験のない人にとっては手間がかかる上、健康被害などのリスクがある作業です。

個人で退治する方法は害獣駆除業者に依頼するよりも費用はかかりませんが、失敗しやすいというリスクもあります

業者に依頼する場合

業者に依頼する場合には、自分で退治するときのような手間はありません。

業者によって異なりますが、基本的には以下の手順で完了します。

  • ①業者の選定
  • ②業者に連絡・現地調査の日程の打ち合わせ
  • ③現地調査・見積もり
  • ④作業日の打ち合わせ
  • ⑤作業実施
  • ⑥代金の支払い

アライグマの駆除作業は全て業者が行うため、依頼主は楽にアライグマを退治することができます。経験のある業者なら失敗するリスクもありませんが、費用がかかってしまうのが難点です。

業者に依頼する際に最も重要なのは、業者選びです。

害獣駆除業者を選ぶ時のポイント

害獣駆除業者の選定は非常に重要です。

なぜなら、中には悪質な業者がいるからです。

アライグマではありませんが、実際にあった業者トラブルの事例を紹介します。

【事例】

自宅の屋根裏にねずみがいると思い、インターネットで見つけた害獣駆除業者に電話し、見積もりのための訪問を依頼した。業者は調査後、ネズミではなく、ハクビシンの足跡や糞があると言った。見積もりは、燻煙処理、屋根裏への侵入忌避剤、断熱材撤去・処分、消毒、侵入口修繕等で200万円となったが、その場で発注書に署名・押印を求められ、自分も早く何とかしたいという思いもあり契約してしまった。
その後、役所に相談したところ、駆除業者の団体を紹介され、数社に問合せしたところ相場が20~30万円と知った。解約したい。

害獣の駆除を事業者に依頼するときの注意点|埼玉県

こうした被害に遭わないためにも、害獣駆除業者選びは慎重に行いましょう。

害獣駆除業者を探す際には、以下の8点を確認してください。

  • ・アライグマの駆除経験はあるか?
  • ・アフターサービスが充実しているか?
  • ・利用者の口コミや評判はどうか?
  • ・地域密着型の業者か?
  • ・サービスの内容が明確か?
  • ・丁寧な対応をしているか?
  • ・駆除にかかる費用は明確か?(追加請求する可能性はないか?)
  • ・複数の業者を比較検討する

アライグマの駆除経験はあるか?

アライグマの駆除経験が豊富な業者の方が、失敗するリスクが減ります

アライグマの駆除に対応しているかどうか、ホームページなどで確認しましょう。

ちなみに、

  • アライグマによる被害と思っていたが実際は他の動物によるものだった
  • アライグマ以外の動物も発見された

というケースがあります。

アライグマだけではなく、幅広い害獣駆除に対応している業者のほうが、いざというときに安心です。

アフターサービスが充実しているか?

充実したアフターフォローを付けている業者の方が、万が一再発したときも安心です。

よくある保証の仕方は、一定の期間内に被害が再発した場合の保証です。

アライグマの場合、被害の再発は駆除後1年以内に起こりやすいです。

詳しい保証期間や保証内容は業者によって異なります。見積もり調査のときに確認するようにしましょう。

利用者の口コミや評判はどうか?

口コミで低評価が付いている業者は避けたほうがよいです。

害獣駆除業者の口コミは、SNSやみん評、Googleの口コミなどから確認できます。

地元密着型の業者か?

地元密着型は、そのエリア内で発生している害獣やその対策に精通しています。

訪問調査や再発のときもすぐに駆けつけることができ、地域内での評判が大事になるので丁寧なサービスを提供してくれます。

自社のホームページを構えていなかったり、インターネット上の口コミ件数が少なかったりと、信憑性や見つけにくさが難点です。

もし地元密着型を希望していて自力での業者選びが難しいと感じたら、下にあるおすすめ業者の中から選ぶか、市役所で業者の派遣を依頼できないか確認してみましょう。

サービスの内容が明確か?

基本的に、見積もり調査の段階で費用と作業内容・作業範囲が決まります

提示された見積もり書の内容が不明瞭なときは、悪徳業者の可能性を疑ってください。

見積書の内容が適切かどうか判断が難しいときは、複数の業者に見積もりの依頼をして比較すると、判断がつきやすくなります。

丁寧な対応をしているか?

良心的な業者であれば、作業内容などの説明を丁寧に行い、依頼者からの質問にも適切に答えます。害獣駆除の業者であると周辺住民に気づかれないように、業者名のない作業服や車で訪問するといった配慮をする業者もいます。

一方で悪質な業者は自分の利益が第一優先なので、一方的に説明をし、自分の意見を通そうしてきます。

電話の応対や訪問調査の際の対応に違和感がないかどうか確認しましょう。

特に、「騒音や悪臭などで周囲に迷惑がかかるから」「放置しておくと非常に危険だ」「今すぐ駆除しないと手遅れになる」などと危機感や焦りを感じるようなフレーズを強調して主張してきたら、悪質な業者である可能性が高いです。

駆除にかかる費用は明確か?(追加請求する可能性はないか?)

提示された見積もり書の請求金額が適正かどうか確認しましょう。

アライグマ駆除の費用の相場は5~30万円、被害が深刻な場合には50万円と言われています。被害状況によって金額は大きく変わるため、複数の業者から相見積もりを取るのが賢明です。見積もりの際に追加料金が発生しないか確認することも、聞いておくと安心です。

害獣駆除などの緊急対応では、依頼者が害獣駆除の知識をあまり持っていないことは珍しくありません。悪質な業者は、そうした依頼者の不利なところに付け込んで、高額な料金を提示したり追加請求してきたりします。

極端に安い広告も釣り広告の可能性があり、悪徳業者の可能性が高いです。広告の時点でおかしいと感じた業者には連絡しないようにしてください。

複数の業者を比較検討する

複数の業者を比較することで、自分の被害状況にあった適正な作業内容と費用が判断できます。

少なくとも3社から相見積もりを取ると、業者選びで失敗するリスクはかなり減ります。

なお、業者の対応を複数人でバラバラに行うと、比較検討に時間がかかってしまいます。同じ家で起きたトラブルなので他の人と協力して対処することも大切ですが、複数人が住む家の場合、誰が業者の対応をするか決めておくか同じメンバーで毎回対応すると、スムーズに業者選びができます。

おまけ|アライグマに遭遇したら

このページを読んでいる方の中にはすでにアライグマに遭遇した方もいるかもしれません。

ですが念のために、アライグマに遭遇した際の初期対応について簡単に説明します。

アライグマを見つけたら、以下のポイントを守ってください。

  • ・アライグマから離れる
  • ・襲われたら直ちに傷口を消毒して病院に行く
  • ・区役所や市役所などにアライグマ発見の報告をする

アライグマから離れる

子どものときは比較的おとなしいですが、成長すると気性が荒くなります。

可愛いからと言って近づくと、襲われてしまうかもしれません。

アライグマを刺激しないように、その場から静かに立ち去りましょう

襲われたら直ちに傷口を消毒して病院に行く

もしもアライグマの発見が遅れるなどして襲われてしまったら、すぐに傷口を消毒して病院に向かいましょう

アライグマは狂犬病の主要媒介者です。必ずしも狂犬病に感染するというわけではありませんが、致死率ほぼ100%の感染症に罹患してしまったら、恐ろしいことになってしまいます。

区役所や市役所などにアライグマ発見の報告をする

東京都では、東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画を策定しており、この計画に基づいた防除と被害の把握が行われています。

参加している市区町村は以下の45自治体です。

中央区/港区/新宿区/文京区/台東区/江東区/品川区/目黒区/大田区/世田谷区/渋谷区/中野区/杉並区/豊島区/北区/荒川区/板橋区/練馬区/足立区/葛飾区/江戸川区/八王子市/立川市/武蔵野市/青梅市/府中市/昭島市/町田市/小金井市/小平市/日野市/東村山市/国分寺市/国立市/福生市/狛江市/東大和市/清瀬市/武蔵村山市/多摩市/羽村市/あきる野市/西東京市/瑞穂町/日の出町

東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画に参加している自治体では、アライグマの被害件数などを調査・集計しています。

アライグマの被害全体の把握は、同エリア内への注意喚起に繋がる他、防除計画の際に参考にもなります。

市役所によっては、アライグマの被害相談に乗ったり、業者の派遣を行ったりしています。

自治体にアライグマ発見の一報を入れておくとよいです。

まとめ

東京都でアライグマの害獣駆除業者を選ぶ際のポイントをおさらいします。

【相談の連絡を入れる前に確認すること】

  • ・アライグマの駆除経験の有無
  • ・再発防止保証の有無
  • ・利用者の口コミや評判
  • ・地域密着型の業者か
  • ・釣り広告など怪しい面はないか
  • ・見積もり調査が無料か

【見積もり調査の時に確認すること】

  • ・再発防止保証の内容
  • ・作業の実施内容の確認
  • ・駆除の費用
  • ・追加料金発生の有無
  • ・業者の対応

以上の点を抑えて業者選びができれば、駆除に失敗するリスクはかなり減りますし、業者との間でトラブルに発展する可能性も低くなります

アライグマの被害を放置しておくと状況は悪化していきます。特に春先は繁殖シーズンのため一刻も早い駆除対応が求められます。

しかし、業者選びで失敗するとさらに事態は深刻化していくため、慎重に業者を探すのが賢明です。

ただ、東京都に拠点を置く業者は数多く存在します。

もし業者選びに時間がかかるようであれば、日本有害鳥獣駆除・防除管理協会に加盟している業者はいかがでしょうか。

高いコンプライアンス意識を持ち、安全性の高い薬剤を使用しているため、お子様やペットのいるご家庭でも安心して駆除を依頼することができます。

この記事がみなさんの役に立って、無事にアライグマを退治出来たらよいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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